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黒柴の双子、ふうとりんが服従訓練やアジリティに挑戦していく様子を紹介します


by shinobu8chobi
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シーソー克服へ・その8

 昨日の感覚を忘れないうちに練習をしたほうがいいと思った。普段は連荘で練習は入れないようにしているが、早くやらないと、また元に戻ってしまうんじゃないかという不安があった。先生に無理を言って予定になかった連休中の土曜日にも練習を入れてもらう。

軽く何本か走った後、ふうとシーソーの練習へ。昨日の今日、果たしてふうはどうするのだろう?

真ん中まではいつもどおり登ってきた。その後、シーソーの端をたたくような仕草をして「こっちだよ、こっちまでおいで」とふうを呼ぶ。

すると、ふうは少しだけ前へ重心を移動させ、静かにシーソーを自ら下げた。シーソーが地面へバタンとつくと「ほらほら、すごい、すごい」と再びふうを呼ぶ。ふうは恐怖から一瞬体重を後ろへかけようとしたが、頑張って前へ踏み出し、スタスタと降りてきた。

やった!!!!!!!!
できた!!!!!!!!
シーソー克服へ・その8_e0068836_1673089.jpg
この時何よりもできたことを喜んだのは、私でも訓練士さんでもなく、ふう自身だった。ふうはその後、何度も何度も壊れた人形のように、ニコニコ笑いながら自らシーソーへ登っては降りてきた。

できたことがよほどうれしかったのだろう。犬にもこんな感情があることを、ドッグスポーツをしていると時々垣間見ることができる。

シーソーをコース途中に入れてみた。やはり感じが違ってためらいがちになるが、それでも、ゆっくりだけどなんとかできるようになっていた。

不安定だが、とうとう一匹でシーソーができた。競技で通用するにはまだまだ程遠いが、とりあえずはこれで十分。

シーソーの練習を始めてから1年4か月が過ぎていた。
by shinobu8chobi | 2007-02-10 22:23 | シーソー練習