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黒柴の双子、ふうとりんが服従訓練やアジリティに挑戦していく様子を紹介します


by shinobu8chobi
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持来7回目

地面下方に置かれたダンベルをくわえ、正面停座ができるまでに。
まだ、自信がないので時々くわえたダンベルを停座の位置へ持ってくるまでにポトリと落としてしまう。

ここでひとつ問題。今まで使っていたおもちゃに近いダンベルは、地面に置くと高さが出ず、元々不器用なふうちんにはくわえられないことが判明。

ということで、今日から訓練用のダンベルを使用。くわえやすいように、真ん中に布を(自分で)巻いたもの。重さもあるし、雰囲気が変わるとすべてを嫌がるタイプなので心配。
持来7回目_e0068836_13203639.jpg
案の定、くわえるのを嫌がる。保持する感覚が変わったので、戸惑っている。何度か強制を入れてなんとか保持の感覚を戻す。
# by shinobu8chobi | 2007-02-21 02:55 | 強制持来

「義務」の部分を増やす

またもや悲惨な結果に終わった訓練競技会。

今後、競技会本番になるとやる気のなくなる風鈴をどうすればよいか、訓練士さんと話し合う。

毎回同じようなことを話しているような気もするが、モチベーションの大部分を「おやつ」が占めているのなら、「義務」の部分を増やすように変えていくしかない。

ただ、犬種やふうりんの性格を考えると、義務の部分を増やせば増やすほど、希求性なるものは、どんどん失われていくだろう、とのこと。これは私も切にそう思う。「義務」の部分を増やす_e0068836_16392924.jpg

とりあえず、何かを変えなければ現状は変わらない。
ということで、この日以降、訓練中のおやつを一切やめ、集中が切れた瞬間にショックを使うという方針でやってみる。

・・・いやぁ、まいった。
1匹10分ほどの練習なんだけど、終わったら2匹とも体中から大量のストレスブケを噴出。
普段から強制をほとんど入れていないりんにいたっては、数回ショックを入れただけで、銅像のように動かなくなってしまった。
「そんなにりんをいじめるのなら、こんなことやんないだりん」。
りんちゃんのご機嫌を相当に害してしまった・・・。
# by shinobu8chobi | 2007-02-17 15:39 | 服従訓練

持来6回目

日常のトレーニングでは持来をやっていないので、少し間が空くと習ったことを忘れる、というか義務感が薄れているような気がする。

一度、私が訓練士さんと同じようにやってみると、ふうちゃんはコマンドで咥えるものの、数秒でポロリ、ポロリと下へ落としてしまう。元々おもちゃにしろ何にしろ、物をくわえたままでいる、ということとまったく無縁な犬だった。ふうも慣れない作業に戸惑っているのだろう。

今日の練習も前回と同じ、正面以外に提示されたダンベルを咥え、正面停座の位置へと持ってきて保持をする、といったもの。

回数を重ねるごとに悲鳴は減ると思っていたが、今日は最初の3分間で何十回と悲鳴が上がった。やってくれと頼んだのは自分だが、ちょっときつかった。
持来6回目_e0068836_22244414.jpg

そして、そばにいたりんが、ふうの悲鳴を聞いてブルブルと震えはじめた。びっくりしてりんを抱いても、りんはブルブルブルブル。りんに強制持来を入れてもらえない理由が少し分かった、笑。

練習が終わるころ、ふうは頑張って正面停座の位置まで持っていくようになっていた。ただ、まだある程度地面から高さがないと、くわえることができないふーちゃんでした。
# by shinobu8chobi | 2007-02-15 22:07 | 強制持来

シーソー克服へ・その8

 昨日の感覚を忘れないうちに練習をしたほうがいいと思った。普段は連荘で練習は入れないようにしているが、早くやらないと、また元に戻ってしまうんじゃないかという不安があった。先生に無理を言って予定になかった連休中の土曜日にも練習を入れてもらう。

軽く何本か走った後、ふうとシーソーの練習へ。昨日の今日、果たしてふうはどうするのだろう?

真ん中まではいつもどおり登ってきた。その後、シーソーの端をたたくような仕草をして「こっちだよ、こっちまでおいで」とふうを呼ぶ。

すると、ふうは少しだけ前へ重心を移動させ、静かにシーソーを自ら下げた。シーソーが地面へバタンとつくと「ほらほら、すごい、すごい」と再びふうを呼ぶ。ふうは恐怖から一瞬体重を後ろへかけようとしたが、頑張って前へ踏み出し、スタスタと降りてきた。

やった!!!!!!!!
できた!!!!!!!!
シーソー克服へ・その8_e0068836_1673089.jpg
この時何よりもできたことを喜んだのは、私でも訓練士さんでもなく、ふう自身だった。ふうはその後、何度も何度も壊れた人形のように、ニコニコ笑いながら自らシーソーへ登っては降りてきた。

できたことがよほどうれしかったのだろう。犬にもこんな感情があることを、ドッグスポーツをしていると時々垣間見ることができる。

シーソーをコース途中に入れてみた。やはり感じが違ってためらいがちになるが、それでも、ゆっくりだけどなんとかできるようになっていた。

不安定だが、とうとう一匹でシーソーができた。競技で通用するにはまだまだ程遠いが、とりあえずはこれで十分。

シーソーの練習を始めてから1年4か月が過ぎていた。
# by shinobu8chobi | 2007-02-10 22:23 | シーソー練習

シーソー克服へ その7

シーソーが入った練習コース。検分するたびに、今日のふうはどんな反応をするだろうと思うと、ドキドキする。もう何度も振り出しに戻り、喜び、そして泣いてきた。

最初のコースはソフトをくぐってシーソーへ。躊躇はするが、「よいしょ」っと登ってきた。途中までは順調。その後はいつもどおり。へっぴり腰になりながら、真ん中で絶妙なバランスを取り続け、最後は補助でなんとか降りる。

2回目のコースはハードルを跳んでシーソーへ。あまり躊躇なく、真ん中まで登ってくる。1回目の半分ほどのスピードだが、やはり最後は補助を入れて下ろす。

練習はこれで終わり。先生にも随分よくなりましたよ、と言ってもらえるが、自分から一歩を踏み出せないと競技に出ることはできない。この一歩の壁が高い。

終わったあと、ふうとシーソーの自主練をする。一歩を踏み出させるために、ふうを励まし、おやつで誘導する。

シーソー克服へ その7_e0068836_1658935.jpg何度かやった後、初めてその一歩が踏み出せた。そしてもう一度できた。2回、ふう自身の意志でシーソーを傾けたのだ。

ここでおやつがなくなってしまったので、やむをえず練習を終えた。

たまたまかもしれないが、「あと一歩」の感触がつかめたような気がした。
# by shinobu8chobi | 2007-02-09 04:33 | シーソー練習